「悩んだからこそ大切な物だと気づけた」辰巳さん流「捨てる!技術」とは

「悩んだからこそ大切な物だと気づけた」辰巳さん流「捨てる!技術」とは

「捨てる!技術」の著者、辰巳渚さんが交通事故で亡くなられました。

まだ52歳だったそうです。

辰巳さんと言えば、潔く「捨てる」ことを提案してくれた方。

ですが、それは「捨てる技術」ではなく「捨てる意志を持つ技術」を、私たちに伝えてくれたのではないでしょうか。

「何年も使っていない=不要」と割り切れるものではない

「捨てれば捨てるほど」「何もなければないほど、幸せになれる」といった風潮に違和感をお持ちだったそうです。

実際、辰巳さんのご自宅は食器やインテリア雑貨などが、たくさん並んでいるお部屋だったとか。

たとえば、息子さんが友人からプレゼントされたマグカップを使うようになった時、それまで使っていたマグカップを捨てずに持っていたそうです。

なぜなら、家族4人お揃いのマグカップは辰巳さんにとって「家族を象徴する物」で、たとえ今は使っていなくても捨てる対象ではなかったのだそうです。

「必ずしも何年も使っていない=不要」と割り切れるものではありませんよね。

使っていなくても、それがあることで幸せを感じるという物への思いにも、目を向けてみてください」。

ーpanasonic くらしスペシャリストより引用ー

自分にとって必要なモノ、不要なモノを見極める

雑誌のコラムでも「自分にとって必要なモノは誰でもわかる」とおっしゃっています。

印鑑、権利証、毎日使っているパソコン、読みかけの本、、、確かに捨てようなんて思わないですよね。

では、不必要なモノはなんなのかと悩む時は「捨てたら取り返しがつかないモノかどうかを考えるといい」とのこと。

たとえば、「クリアファイルを捨てた翌日に、それが必要になって、捨てなきゃよかった…」と後悔するのは、もったいなかっただけで取り返しのつかないこととは違うと。

一方、「気に入っているけど使っていないモノ」「大切な人にもらったモノ」など思いが強いモノは捨ててしまったら取り返しがつかないですよね。

だから、不必要なモノではない。

とは言え、捨てることに苦手意識が強い方はその見極めがなかなか難しいところだと思います。

辰巳さんは、捨てようか取っておこうか迷った時は「答えを先延ばしすればいい」と言っていますよ。

というのは以前、辰巳さんの家にあった使っていないカゴを知人に譲って欲しいと言われ、1カ月悩んだ末、譲らずに辰巳さんの家で使うことにしたという出来事があったのだそうです。

辰巳さん自身も「悩んだからこそ大切な物だと気づけた」とおっしゃっているように、悩んでいる間はまだモノへの思いがあり、捨てる捨てないの判断がつくまでは手元に置いていいんだよということなんですね。

肝心の捨てるべきモノは「悩むことすら忘れ放置されているモノ」という考え方は、私たち整理収納アドバイザーとまさに同じ。

「捨てる!」技術  amazon

辰巳さんの著書「捨てる!」技術。

図書館で借りることもできますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

心よりご冥福をお祈りいたします。

JR京浜東北線王子駅から徒歩2分です。

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