そろそろ終活?育ち過ぎた庭木を根元からバッサリ切りました

家を建てた記念に植えたキンモクセイが手に余る大きさに育ち、毎年どうするか悩んでいましたが今回思い切って根元からバッサリ切りました。
大切な木を切ってしまうのは勇気がいりますが、潔く手放すことも終活には大切なんですよね。
終活とは?どんなことを考え・準備し、何歳くらいから始めるもの?
思い出の木を切るのは、忍びない
買ってきたときは1メートルにも満たない小さな苗木でしたが、しっかりと根を張りすくすと成長していきました。
秋になると小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、玄関前は甘めでしっかりした強い香りに包まれます。
この家に住む幸せをしみじみと感じる時でもあります。
子どもたちも学校から帰ってくると、「あの角のところから、お花の匂いがするんだよ」と嬉しそうに話してくれた思い出の木。
毎年、幸せな香りを運んできてくれたことを思うと、やはり切るのは忍びないです。
でも、周りに迷惑をかける
1年のうちでその香りを楽しめるのはわずか一週間。
雨が降ると駐車場や道路一面にオレンジ色の小花が一斉に落ち、葉が落ちる量もハンパなく、掃除をするのが大変でした。
枝もどんどん伸びて家の屋根を越すほど高くなり、隣家との目隠しにはなるのですが日差しを遮る原因にもなっていました。
お隣さんの敷地に落ち葉が舞っていくこともずっと気になっていたんですよね。
1年に1度の香りを楽しみに残すのか、周りに迷惑をかけないよう切ってしまった方がいいのか、どちらを取るか考えた末、思い切って処分をお願いすることにしました。
だって、緑を楽しむなら大木でなくても良いのだから
5メートルはあろうかという大木ですが、切るのはあっという間です。
剪定のように外観を気にすることなくバッサバッサと切るだけですもんね。
わずか30分でこんな感じ。
さらに30分で見事になくなりました。
すっきりしすぎて正面のお宅がまる見えです。
でもこれで風が通るし、陽も入りやすくなって、玄関前が明るく広々と感じられます。
なんと言っても50代夫婦の住まいですから、いまはまだ何の問題もなくても果たしていつまで手入れができるのかわかりませんからね。
庭の緑は暮らしに潤いをもたらしてくれますが、それは大木でなくてもいいんです。
すこし先を見据えて気持ちの負担にならない程度のバランスで、緑を楽しんでいきたいなと思っています。
これからは野菜やハーブを育てて料理に使おうかな。そうすれば見た目も楽しめて、料理もいっそう美味しくなるかもしれませんね。
終活をするつもりではありませんでしたが、なんだか心に引っかかっていたことが一つ解決したようで気持ちがラクになりました。
この家に気持ちよく住み続けるためにも、思い切って処分して良かったなと思います。
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