別れの痛みを共有する場所。世界で話題の「別れの博物館」へ行ってきました!

別れの痛みを共有する場所。世界で話題の「別れの博物館」へ行ってきました!

ロンドンやパリ、ニューヨークなど世界29カ国を巡り、ついに日本に上陸。

2018年3月、初開催となった別れの博物館「あなたとわたしのお別れ展」に行ってきました。

クロアチアに住むカップルの別れがキッカケで始まったことから、これまでは「失恋博物館」と呼ばれていたそうですが、今回のイベントから「別れの博物館」と表現されるようになったそうです。

様々な別れの形

展示物はすべて個人の所有物で、その品にまつわるエピソードが紹介されています。

男女の恋愛にまつわる話が多くありましたが、今回から「別れ」と表現されているように、親子、兄弟・・・いろいろな別れの形がありました。

私が一番印象に残ったのは「息子の服」。

ビニール袋に無造作に入れられた洋服は、最愛の息子が事件に遭遇し命を落とした時に身に付けていたモノ。

何年も前の出来事で、すっかり立ち直ったと思っていた母親が手放せずに持っていたモノだそうです。

二度と会えない、今はいない人の大切な遺物。

見るのは辛いが消えてしまうことが怖い。

でもその存在は辛い気持ちをいつまでも思い出させ、生きる人を苦しめているかもしれない。

ー今日もとほほさんより引用ー

そんな行先の見つからない思い出のモノを託すことができれば、新しい気持ちで人生を踏み出す足掛かりになるのではないかなと思います。

「モノ」にまつわるストーリーを追っていくと、それぞれの「別れの形」やモノとの「関係性」、時間の経過とともに変化するモノへの「思い」などが、ひしひしと伝わってきます。

生きている限り、私たちは大切な人との別れを経験します。

そこに「思い出のモノ」が生まれていく以上、別れた時にそのモノは痛みを思い出させるものにもなりえるのです。

「別れの博物館」は、別れの痛みを抱え込むのではなく、思い切ってたくさんの人たちと共有する場所であり、「別れの話」に共感することで人々の心が癒されてほしいと語っています。

恋人と別れたら思い出のモノをゴミ箱に捨ててしまうか、メルカリにちゃっかり出す人もいるかもしれませんが、どうしても手放せずに押入れの奥にひっそりとしまっている人もいるのではないでしょうか。

もし手元に、ずっと手放せなかったモノがあるのなら、このように別れのストーリーを思い切って世界中の人にシェアしてみるのも良いかもしれませんね。

来場者のさようなら

来場者がそれぞれの託したい「さよなら」を紙ヒコーキに書いて飾るスペースがありました。

その紙ヒコーキはクロアチアの別れの博物館に保管されるそうです。

私も折り紙に思いの丈を綴り、心に溜まっている「実体のないモノ」とさようならしました。

「捨てる」「捨てない」。

モノと関わる仕事をしているからこそ、見ておきたかった「別れの博物館」。

人の別れを見つめながら、自分を見つめる良い機会になりました。

開催は、4/14日まで。@ アーツ千代田3331 メインギャラリー http://www.3331.jp/

■URL: http://www.brokenships.jp日本開催専用サイト)

■URL: http://www.brokenships.comクロアチア オリジナルサイト)

 

JR京浜東北線王子駅から徒歩2分です。

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開催日程
9月24日(月祝)、10月14日(日)
詳しくはこちら>>

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