【終活】義父の旅立ちに思うこと

大好きな義父が、家族に見守られ安らかに眠るように旅立ちました。
愛情いっぱいに三人の子供を育て、それぞれの伴侶や4人の孫へもいつも優しい眼差しで見守ってくれた義父。
人としてのあり方、人生の生き方を教えてくれた、優しさの塊のような義父は心から尊敬する人であり、人生のお手本でもありました。
義父の終活
義父は几帳面な性格で、早い時期から自分にもしもの事があった場合に備え、身の回りを整理し葬儀に関することをまとめていてくれました。
亡くなった今、知らせてほしい人の名前、葬儀のやり方、その後の法事の仕方まで希望が綴られています。
とかく、しきたりや風習にとらわれ、人によっていろいろ言うことが違うので混乱しそうになりますが、こうして故人の意思を明確にしてくれたことは本当にありがたいです。
きっと、義父は未熟な私たちを想いノートにしたためてくれたのかもしれません。
自分の死後を誰にどう託すか
どんなに「家族に迷惑をかけたくない」と思っても、お葬式や納骨の段取り、家の片付けなどは人の手が必要になります。
誰かに自分のことを代行してもらわなくては、死を1人で完結することはできないのです。
私たちがいま全員ひとつになって送り出す準備ができているのは、義父がしっかりと伝え残してくれたから。
自分もいつかやってくるその日のために、「身の回りを整えておかなければ・・・」とあらためて感じました。
「終活」は一時のブームではなく、みんなが取り組んでおくべき重要なことなんですよね。
お義父さん、長い間ありがとうございました。
どうぞゆっくり休んでくださいね。
コメントはこちらから。