【平昌オリンピック】代表選手の哲学や生き方に大きな刺激をいただきました

「2018冬季平昌オリンピック」が瞬く間に終わってしまいました。
13日間、TVに向かって大声で応援したり、選手の活躍に涙を流したり、毎日が興奮の連続でした。
今回のオリンピックはメダルの数もさることながら、選手のひと言ひと言に感動した大会だったのではないかなと思います。
「どういう人生を生きていくか」
中でも私が感動したのは、やはり小平選手。
金メダルの翌日の記者会見でこのようにお話しをされていました。
「金メダルをもらうのは名誉なことですが、どういう人生を生きていくかが大事になると思う。」
選手としてだけでなく、人としても素晴らしい方ですよね。
「どういう人生を生きていくか」
常々考えてはいることですが、もっと具体的な目標を掲げていかなくてはと思います。
「最後は楽しむしかない」
上村愛子さんが男子ハーフパイプで金メダルを取ったショーンホワイト選手にインタビューした番組で、「ここぞというときに実力を出すためには?」という質問をされました。
平野選手に抜かれた決勝最後の3回目。
滞空時間たっぷりの縦2回転、横4回転の大技「ダブルコーク1440」を成功させました。
それまで一度も成功したことがない技なのに、あえて最後メダルの色を決めるときに挑戦するという彼には、「失敗すれば全てを失うかも…」という不安があったはず。
なのに挑戦したのは、「もう楽しむしかない」という気持ちからだったそうです。
この挑むことさえも楽しもうという心のゆとりがあったからこそ、土壇場でやってのける力が出し切れたんでしょうね。
先のことを心配してばかりでなにもしないより、たとえ失敗しても最後に楽しかったという思いに満たされれば後悔しないということなのでしょう。
「どういう人生を生きていくか」・・・それは「最後は楽しむしかない」
まさに自分のこれからの人生を導いてくれるような言葉です。
もちろん、努力あってこそですから、きょうからまたひとつひとつ頑張っていこうと思います。
続くパラリンピックも楽しみ
3月9日からは「2018冬季平昌パラリンピック冬季競技大会」が始まります。
それぞれの困難に立ち向かいながらも自らの手で栄光掴み取ろうと努力する選手たちの活躍に期待感いっぱいです。
そしてここにも、多くの方に知っていただきたい名言があるんですよ。
これはパラリンピックの創始者、ルートヴィヒ・グットマン博士が唱えた基本理念です。
「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。」
いま、持っている能力を最大限に活用しないさいという言葉です。
自分は身体も頭も、その機能を最大限に活かせているのだろうかと、あらためて考えさせられますね。
障害の有無に関わらず、身の引き締まる思いがしてきます。
また、シドニーパラリンピックで全盲のスイマーとして金メダルを獲得した河合純一さんの言葉にもハッとさせられます。
「夢から逃げることはいつでもできるが、夢を追いかけることは今しかできない。」
なかなか手が届かない夢に、つい言い訳をして諦めたり止めてしまいそうになりますが、後からもう一度夢を追いかけるのはもっと大変なことなんですよね。
後回しにしてしまう心の向きを変えるだけでも、これからの運命が変わっていくのではないかなと思います。
今回は、代表選手の哲学や生き方に大きな刺激を受けたオリンピックでした。
本当にたくさんの感動と勇気を、ありがとうございました!
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