バレエ好きなら見なきゃ損!「芸能人が本気バレエ!密着200日」

12月9日 午後7:56~TBSで、世界的バレエダンサー熊川哲也氏のKバレエカンパニーに芸能人が挑戦した密着ドキュメンタリー「芸能人が本気バレエ!密着200日…白鳥の湖を踊りたい!世界最高峰の舞台に誰が?SP」が放映されました。
ご覧になった方も多いと思いますが、素晴らしかったですね~♪
10代から40代までの挑戦者は年齢に関係なくみなさん輝いていました。そんな感想をちょこっと。
見ていない方のために、内容を紹介
世界でもトップレベルのKバレエ団にバレエ経験のある20人の芸能人がオーディションに挑戦。
その中からたった2人だけが「白鳥の湖」第2幕のビッグスワンを演じることができるというものでした。
挑戦したのは私が知っている芸能人では、女優の有森也実さん、篠原ともえさん、出水アナ、あとはお天気おねえさん(お名前は忘れました)など。
Kバレエカンパニーで講師をするプロの厳しい目でジャッジされます。
それぞれ経験があるとはいえ長いブランクや年齢の違いなどもあって思うようには踊れません。もちろんみなさんお上手なんですよ。私なんて足元にも及びません^^;
だけどプロの目から見たら全然ダメなんですね。バレエ団で指導されている先生方を納得させる踊りではないんです。
バレエは嫉妬の世界
芸能人だからといってプロのバレエ団で踊れるなんて言うことはありえません。だって、莫大な参加費でも出さない限り普通は踊れませんよ。
毎日毎日バレエのレッスンを重ねて役に選ばれるために頑張っているプロの人がいっぱいいるわけで、その人たちからすれば「冗談じゃないわよね」って感じじゃないですか。
たとえば、Jリーグの試合にサッカー経験のある又吉さんが一緒にプレーするようなものですよ。絶対ないでしょ!
熊川さんも毎度のごとくあの口調で、「ナンセンス」「だって素人さんでしょ。彼女たちをクローズアップするわけじゃん、へたくそじゃん。衣装が泣くよ」と言いたい放題。
でもその通り!バレエは嫉妬の世界なんです。
熊川さんも仰っていました。私のお教室の先生もです。
バレエに限らずそういった競争心って必要なんじゃないかな。勝ちたいから頑張る、認められたいから努力する。それが自分の成長に繋がっていくんですよね。
はじめは、Kバレエ団の宣伝のためにやってるんだろうな~なんて思いながら見ていましたが、最終的にバレエ団が厳しい場所だと知ってもらうためには良い機会だということで、条件付きで企画が了承されました。
ー条件ー
・実力だけで配役を決める
・本番は番組収録用の無料招待とする
さて本番は
プロジェクト開始から半年、公演を見た熊川さんの口から「ブラボー!」が飛び出すほど素晴らしい白鳥でした。
Kバレエでのリハーサルだけでなく自主的な練習も含めると、ほぼ毎日バレエの生活。”芸能人チャレンジ企画”といったお祭りムードなんて微塵もありませんでしたよ。
出来ない自分が悔しいと泣きながら、なにがなんでも踊って見せる!踊り切りたい!と本気でバレエに取り組む姿に、挑戦者の熱い思いが伝わってきました。
どんなことでも「やる気!」なんですよね。
「うまい」「下手」「できる」「できない」じゃなくて、「やりたい!」という熱い思いが大切なんです。
もう一度輝ける場所を見つける
番組のプロデューサーがこの企画についてこんなことを言っていました。
「若い頃に思い描いていた自分では100%じゃなかったりするじゃないですか、大人って。
そういう人たちがもう1回輝けるような場所を作れないかなって思ったんですね」
うん、うん、わかる~。大人になるほど、「こんなはずじゃなかった。。。」なんて思うことありますものね。
でも、過去を変えることはできません。できることは、これからをいかに充実した毎日にするかです。自分でもう1回輝けるような場所を見つければいいんです。
一歩踏み出して、そんな場所を見つけに行きましょう~ヽ(^o^)丿
この番組、観てよかったです。
YouTube水トク!「芸能人本気バレエ!密着200日…白鳥の湖を踊りたい!SP」
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