いま辛い事もいつかは笑える時が来る。結婚式が直前で中止になりました。

楽しみにしていた姪の結婚式が、なんと3日前に中止になってしまいました。
理由は
今年の初めに婚姻届を提出し一緒に暮らし始めた若い夫婦、少しずつお金を溜めて明日やっと結婚式を挙げることになっていました。
その間に思いがけず子供が授かり、「おめでた続きで良かったね」なんて話をしていたのですが、その経過は順調ではなく何度も病院のお世話になる日々だったようです。
1週間前、切迫流産の危険があるということで安静にしていたにもかかわらず3日前に破水してしまったとのこと。緊急入院し治療をしなければ母子ともに危険な状態ということで、やむなく中止の決断をしたそうです。
みんな心配している
家族にとっても楽しみしていた結婚式ですがこの状況で無理はできません。式はまたいつでもできますが赤ちゃんを守ってあげられるのは今しかありません。
本人にとっても結婚式が中止になったことはとても辛い事だと思います。招待した会社の上司、友人、親族にも申し訳ない気持ちでいっぱいでしょう。
ともすると、不注意な自分がいけなかったと自分で自分を責めてしまったり、式を取りやめたその後の処理や連絡を考えると心が落ち着かない日々なのではと思います。
また、無事出産までたどり着けるのかという不安で辛い夜を過ごしているのではないかと心配になります。
そんな時こそみんなが思う気持ちはひとつ。「何も気にしないで、赤ちゃんのことだけ考えてね」そう伝えてあげたい。
いつか笑える時が来る
式が中止になったのは残念だけど、待望の赤ちゃんが無事に生まれれば家族全員が笑顔になるのです。
幸い姪のお腹にいる赤ちゃんは元気で、今後菌に感染しないよう処置をしている状態です。その子が元気に生まれてきたら、きっと、「あのときは大変だったよね」とみんなで笑って言えるはず。
かつて、2度の流産を経験した私。
悲しくて辛くて、子供を持つことが怖くて仕方がない時期がありました。小さな赤ちゃんを抱いている人を見るのも辛く、すれ違う時は目をそらして歩く毎日。
しかし時がたつにつれ、「あの子たちは私のために天国に行ってくれたんじゃないか」と思えるようになったのです。
なぜなら、回りの家族や友人が温かく接してくれて、自分を責めてばかりの私に、「そうじゃないんだよ」と優しい言葉を掛け続けてくれたから。
いつしか、自分の気持ちがほぐれていくのがわかりました。
いまでもふと思い出しては、「お母さん元気に頑張ってるよ」と空に向かって話しをすることがあります。
もちろん笑顔で。
どんなに辛い事も、いつかは笑える時が来るのです。
おまけ
家族は結婚式場、招待者など各方面への連絡でてんやわんや。しかも、すでに支払った〇百万円の費用も戻ってこないのだそう。いたしかたありませんね、命には替えられませんから。
私が結婚式用に借りた着物も返却です。もちろんお金は帰ってきませんが、これも笑える思い出になるんでしょうね^^
姪の結婚式。みなさんは、どうされているのでしょうか? | たのしすたんと
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