理想の暮らしを具体的に考えると、自分のやりたいことが見えてくワケとは?

片付けは、理想の暮らしを明確にすることから始まります。
しかし、「理想の暮らしは?」と聞かれても、すぐに答えられる人は意外と少ないですよね。
ますは片付けを始める前に、自分の理想の暮らしを具体的に考えることがとても大切なんですよ。
理想を思い描いて視覚化する
「モノが少ないシンプルな暮らし」とか、「好きなモノだけに囲まれた暮らし」というように、どこかで見たようなイメージは浮かんでも、いま生活している家で自分はどうしたいのかよくわからないという人、結構いるんです。
具体的に思い浮かばない人は、まず自分の「夢」や「改善したい事」「不満」などを紙に書き出してみてくださいね。
賃貸だし、古いし、狭いし、こんな夢のような部屋は無理だろうな・・・なんて考える必要はありません。どんな理想でも構わないのでどんどん思い描いてみてください。
さすがにベルサイユ宮殿と同じく・・・なんていうのは無理かもしれませんが・・・^^;
頭に思い描くだけでなく視覚化することで理想を整理することができますし、描いた理想の漏れを防ぐことができます。なにより新たな発想に気付く可能性もあるんです。
考えるポイント
どうしても、”カントリースタイル”とか”北欧スタイル”などのように、インテリアのイメージが理想だと考えてしまいがちですが、そうではありません。
部屋がどのように片づいていて、どんなインテリアで、そこにいる自分はどんな生活をしているのか・・・といったように、片付いた部屋で生活している自分がありありとイメージができるくらいに考えるのがポイントです。
「暮らす」という言葉には、「日が暮れるまで時間を過ごす」という意味があります。
「理想の暮らし」を考えるということは、理想の時間の過ごし方を考えることでもあるんです。
自分は何に時間を使いたいのか?
どんな過ごし方をしたいのか?
そういったことを具体的に考えてみてくださいね。
その暮らしがしたい理由を考える
理想の暮らしが見えてきたら、次は「なぜ、そんな暮らしがしたいのか?」その理由を何度も考えてみてください。
たとえば、「音楽を聞きながらコーヒーを飲んでいるカフェのようなリビング」が理想の場合。
Q:なぜ、音楽を聞きながらコーヒーを飲んでいるカフェのようなリビングにしたいのか?
A:カフェに行ったような気分でリラックスしたいから。
Q:なぜ、リラックスしたいのか?
A:カフェでコーヒーを飲んでいると、ゆったりと落ち着けるから。
Q:なぜ、ゆったりと落ち着きたいのか?
A:落ち着いて頭の中を整理したいから。
つまり、自分の頭の中が整理できていない現状を改善したいと思っている自分がいるんですね。
整理できていないことは何かと言うと、仕事のことだったり子育てのことだったりするわけです。
さらに、なぜゆったりしたいしたいのか?を突き詰めて考えてみると、仕事に追われる日々や、子育ての大変さにイライラしてしていたという日常が見えてきませんか?
これからは仕事と子育ての関係をもっとバランス良くしたい!そのために自分が変わりたい!
そんな風に理想の暮らしを突き詰めると、片づけの向こう側にある自分のやりたいことがハッキリと見えてくるのです。
その上で片付けをすると時間の使い方が変わり、快適に暮らせるようになった部屋が好きになるんです。
たとえ100%カントリー調のインテリアでなくても、理想の暮らしができていると感じられるんですね。
これが、「理想の暮らしを具体的に考えると、自分のやりたいことが見えてくる」という理由なんです。
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